高校の文化祭

母校の文化祭に久しぶりに行ってきた。
同窓会関係で調べたいことがあったので、誰か知り合いがいないかと10年ぶりぐらいに参加。
学校内をウロウロしていても誰も知り合いがいないので、職員室へ。
9年前の卒業生であることを告げ、誰か当時の教職員の方が残っていないかと聞くと数学のY先生が来ていらっしゃるとのこと。校内をウロウロ探した後、職員室に戻るといました!多少、白髪が増えていましたが当時とほとんど変わらず。3月までこの学校にいたそうで今日だけこちらに来たとのこと。その後分かるのだが、これも何かの運というヤツか。事情を話し、卒業アルバムを見せてもらっているとあるトンデモナイものを発見した。


10数年前のあの忌まわしき事件の加害者の写真。。。。


一瞬、目を疑った。まさか・・・。いや、だけどそうだ。何と、、、うちの卒業生だったのか!(怒)
年齢的には一個上。他の生徒と違ってキンパツのロン毛で笑顔ではいるもののやはり悪そうだ。


あの事件で僕は大怪我を負わされ、冗談抜きに下手をすれば死に追いやられていたかもしれないのだが犯人は見つからずじまいだった。相手は7人。自分は1人。それも中学3年生という受験で最も大切なこの時期をつぶされ、ショックで学力も下がり偏差値的に2ランク下の学校に進学することになってしまった。その後、軌道を元に戻すことに何とか成功したが思春期の自分に対して与えた影響は計り知れない。こんな人間は即刻、銃殺刑にでもすべきだ。中国や北朝鮮なんかだったら実際それに該当する犯罪である。。


ただ控訴時効は殺人でも15年。自分の場合、殺されるまでいかなかったので多く見積もっても10年。
こりゃあ、逮捕は無理だな。そう思いつつもその足で地元の警察署へ。
相談窓口で事の始終をすべて話す。始めは男性の刑事さんが聞いてくれたのだが、だんだんと人が集まり男性3人女性2人に結局話すことに。今年になって公訴時効は変わり、殺人で最長20年。強盗・強姦で15年に引き上げられたのは知っていたが、当時起こった刑事事件は当時の法律が適用されるとのこと。つまり警察ではもうどうしようもないとのことだった。


分かっては、分かってはいたけどやはり悔しい。犯人が分かっているだけにそこらへんでボウガンでも買ってきて殺してやりたい。。。本当に・・・。


自分が弁護士というか法律に興味を持ったのも、実はこの事件がきっかけである。
時効なんて無くしたい。加害者の人権ばかりが守られ、被害者のことが忘れ去られている現代の日本の法律を変えていきたい!そういう思いからだった。弁護士はあまり刑事事件はやりたがらない。負担が大きい割には金にならず、下手をすると犯人に恨まれ事件に巻き込まれるというのが主な理由だ。僕はそんな司法の常識を変えたかった。もちろん刑事事件だけで食っていくのは無理だろう。民事で稼いだ金を事務所の諸経費に充て、刑事でお金のない犯罪被害者の方とともに事件について悩み解決していく。そんな弁護士になりたかった。


亀井静香なんかが、死刑廃止論なんかを訴えているけど僕に言わせればトンデモナイ!
「罪を重くすれば犯罪が減少するとは限らない」というのが彼の主張だ。
ちなみにこの人は2001年に死刑廃止を推進する議員連盟の会長に就任している。
当然こんなことを言うのは自分の利益になるからだろう。被害者のことなんてちっとも考えてやしないんだ。


世界的に見ても日本の刑法は甘い。中国人などの外国人や10代の少年たちにとっては犯罪天国という現状。
犯罪はそれほど増えていないという意見がある。だが体感的に度の強い、悪質極まりない類のものは増えているんじゃないだろうか?今日はそんな事件のひとつの加害者が10数年という月日を経て発見されたということだ。