戦争中毒という本のレビューより

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いいですね, 2003/3/7
レビュアー: "hikari999" - レビューをすべて見る
簡単でしかも要点がまとめられており、おまけに漫画スタイルをとっていのでとてもよいです。普通の人なら30分ほどで軽く読めてしまうでしょう。しかも大学で何ヶ月もアメリカ史を受けるよりも、数倍簡単にアメリカという国の本質を飲み込めると思います。
しかしこの本にも触れていませんが、アメリカというのは世界で最も残虐な性質をコアにおく国なのです。なぜならば、アメリカの建国そのもの自体が、大量虐殺だったからです。アメリカには、白人たちがヨーロッパから侵略に来るまでは、現地人たちが何千年と歴史と文化を築いてきたのです。それを全て破壊して、殺しつくすことがアメリカのスタートだったのですよね。当たり前のことですが、当たり前の認識として、あまり広まっていませんが。アメリカが残虐で殺すことを止められない性なのは、国の起源に端を発しているのです。この作者も、「アホでマヌケなアメリカ白人」の作者も、そこまで述べていません。知っていますけどね。なぜならば、それを述べると彼ら自身のアイデンティティーが崩れるからです。彼らが本当に良心に従うのならば、インディアンに土地を返して、ヨーロッパに帰らなくてはならないからです。そうすると、彼らの快適な生活を失わなくてはいけません。だからそこまではしません。でも罪の意識はあるんです。これがアメリカでボランティアなど発達している理由でもあります。アメリカ人は、教育の程度が高ければ高いほど、こういう国の本質を知っているんです。だから懺悔すれば全て許される教会に足繁く通うし、ボランティアにも励むんです。もう1つショッキングなことをいいましょうか?インディアンと日本人は同人種なのです。モンゴロイドですね。