スクールカースト
彼らとの話し合いの中で思い至ったのですが、
「スクールカースト」≒「コミュニケーション能力が過剰に重視されるヒエラルキー」
というのは、中高年にとって他人事ではない、ということです。
大多数の社会人は、組織や組織内の肩書きなどに守れて、他人とコミュニケーションをとっています。
しかし、いずれ老人となり、そのような「肩書き」に依存したコミュニケーションができなくなる日がきます。
そのときに、「スクールカースト」同様の世界が生まれる(もう既に生まれている)のではないか、という思いです。
しかも老人ワールドカーストには「卒業」がありません。
おお、なんと残酷な!
スクールカースト問題は、地域社会と家族が崩壊した、全ての人々の老後問題だったのです。
「非モテ」問題も含めて、この問題をもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。