ハオルチアの交配

http://www.youtube.com/view_play_list?p=CA092FB9F470D06C

(1)交配(受粉)が成功していれば、1週間ほどで「子房」が少しずつ膨らんでくるのが確認できる。※受精していない場合、子房はそのまま萎れて枯れてくる。

(2)種子が成熟するまでに、数週間(一ヶ月以上)かかる。※天候等に左右される

(3)ふっくら青々していた「鞘(子房)」が、段々と黄〜茶色味を帯びて乾燥してくる。

(4)子房の先が“少し開いてきたら”種子が成熟しているので、採種する。(画像1)※そのまま放っておくと、鞘が開ききって種子がこぼれてしまう。まめに観察できない場合は、不織布を小さく2枚に切って、子房を挟むようにしてホチキスで留めたり、小さい袋などを固定して飛散するのを防ぐ。

(5)採種した種子は、鞘から取り出した後、
?採種年月日
?交配式、“メス・♀(雌しべ)”דオス・♂(花粉親)”の順番
?その他、残しておきたい情報
などを記入したラベルとともに「小型のタッパー」などに入れて、「冷暗所(棚下等)」にしまっておく。(画像2)※画像2では、鞘ごとタッパーに入っているが、鞘にアオカビが発生することが多いので、種子だけ取り出して入れておく。

(6)播種までの期間が長くなる場合(春に採種して秋に播種するなど)は「冷蔵庫」に保管する。