エッフェル塔とノートルダム寺院

http://www.npt.co.jp/RENAULT/RECOM/essay.htm

今日はこの2つで終わってしまった。2日目に一度下まで来ているから混み具合は知っていたが、物凄い人である。ヨーロッパ中の人がバカンスでパリに集まっているような感じ。

しかし、通りに面したほうではない列のほうが明らかに空いており、めざとくこの列に並ぶことにした。周りは白人ばっかり。黒人たちがエッフェル塔の模型を8ユーロぐらいで売っている。また頭巾をかぶった中東系の(トルメキスタン?)おばちゃんが明らかに外国人だと分かる人に対して何か話しかけていた。自分のところにも何か書かれた紙を手に持ち、Do You Speak English?と話しかけてきたので「No」と回答。いやいや危ない危ない。

そんなやりとりをしていると横を自動小銃を手に持ったPOLICE、フランス軍と思われる3人組が登場。警備に当たる。いやいやロンドンに行った時も思ったけど凄いなと。

手前には白人の家族が。どこか人の良そうなネモやんの父に似た感じのお父さんとお母さん、それに中学生2年ぐらいの男の子と小学校5年生ぐらいの女の子、それに小学校低学年ぐらいの女の子の5人組。その前を中国人の30歳ぐらいの男性3人組が。

この家族、どことなく日本人的というかはっきり言えば興味が尽きなかった。上の2人の男の子と女の子とは時々目が合い、こちらの様子を何となく伺っていたようであった。ふとしたタイミングでこの2人がケンカをはじめた。男の子が女の子を突然蹴飛ばしたかと思うと、女の子もすかさず応戦。それを母親が仲裁。列に並んでいた2人の間に入った。そのやりとりを見ているとあぁ、どこでも同じだなと。

写真を撮りたかったが、そういうことをすると嫌がるのは当然だと思われるので無理だった。

列が進み、チケットオフィスの前まで来ると、係員の荷物チェックが始まる。ビニール袋に入れ塔の上で飲もうとしていたハイネケンサンペレグリノはダメだということでここで飲んでしまうかこの袋に捨てるかしてくれと言われ、列が進んでしまうことを嫌った自分はその場に破棄した。サンペレグリノはほとんど飲み干していたが、ハイネケンは未開封。おしいことをしたが、100円だからね。。。(水は実はokであったのだが)

そのやりとりを前の男の子と女の子は見ていた。やはりボクのことが気になるな!何かうれしいぞ!

さらに列が進むと中国人3人組が写真を撮り始めた。お互いに撮りっこであるがその様子を見ていたねもやんパパ。なんと3人横に並べ写真を撮ってやるよと、名乗り出たではないか!やっぱいい人系であったか。いやいやそんな雰囲気をかもし出していたんだ。子供たちは横目で見ていたが、お母さんも笑顔だ。

さて1Fで購入できるのは第二展望台まで。その上へのチケットはまた上で購入しなければならない。

ゲートをくぐり中に入ると斜めに這い上がっていく形式のタイプのエレベータを待つことに。色は黄色で水圧式だそうだ。これでナナメ上に上がっていく。基本的な仕組みは19Cから変わっていないとのこと。

これで第一展望台までナナメに上がりその後は、垂直方向に第二展望台まで。第二展望台まであがるとすごい人の数。お土産やもあるが日本と比べると圧倒的に少ない。日本はなんと商業主義であることか。というよりこちらの欧州の感覚のほうが自分には合う気がする。

さてSUMMMITへ行こうと、列を探すが見当たらず。SUMMITの文字を見つけ、列に並びいざチケットを係員に渡そうとすると、チケットフィスで買ってくれとのこと。やはりそうか途中でそんな案内の英文をみたが時すでに遅しである。


勇気を出し、家族ずれのおばさんのほうに「すみません、Are You waiting for Going Down?」とか何とか聞くと、ビクっと驚き「え、えぇ」みたいな感じで驚かれる。

この列ではなかったかー。実は一人の日本人中年男性がこの列に並びかけ別の列に並びだしたのだ。だからさっきの人を探そうとキョロキョロ。発見し列に並ぶ。そのまま待っていると同じように上へのチケットを探す人がうようよと。
ふと後ろに並びだしたおじさん2人組みがここは上に行くチケットを買う列か?と周囲に聞き出した。が!誰もわからない。さぁ?なんて言っている。そこで条件反射的に英語でなんと言ったのかもう忘れたが「そう!ここは上へあがる列だよ」と言ったら、周りの白人たちが驚き「さんきゅー」と盛り上がる。いや、偶然英文が頭の中で浮かび上がったからさー、何か言葉に出してしまったよ。でもよかった。結果オーライ。そのあと「many people very cloded, very clouded」といい気になって話すがあまりいい英語ではなくそこで話は終わる。酔っていたわけではないがずいぶんと思い切ったことをしたもんだ。
チケットを購入後、先ほどのところから上に上がるエrベーターに乗ってSUMMITまで。てっぺんは、ガラスばりの展望台と低い金網で吹き抜けの二層構造になっている。グラスオブワインも10ユーロで売っていたが買わず、さすがに見晴らしがよい。
さらにこの上で鉄塔の工事をしているおじさんがいた。

ニ階層の下段のほうにいくと、この方角2000キロ先にはイラクがあるとか書いてある。日本は9000きろ。で下界に下りてきた。