仕事をするとは

いい文章があったので引用させていただく。(障害のある方が就業する場合に心がけるべきことだそうですが、そうでない方にとっても役に立ちます。)当たり前ですか?あなたは普段どれだけ心がけていることでしょう。

1.企業は、「企業が儲ける」ために設立され、活動している。社会正義や友愛のために活動しているわけではない。

2.企業では、「儲ける」という複雑な目的を果たすために、複数の部署を作り、各々に必要な人材を配置し、就業させている。部署の中には「直接儲からない」ものもあるが、全体の目的「儲ける」ことに役立っている。

3.賃金とは、割り当てられた役割内で、割り当てられた仕事をこなすことで対価として支払われる。

4.従って、割り当てられた役割・仕事以外の事は、企業にとっては余計なことかも知れない。割り当てられた仕事以外で自分がやりたい事(例:そうした方がキッチリしていて気持ちが良い事など)は、”企業にとってもした方が良い(儲かるという目的に沿っている)”か、上司の判断を仰がなければいけない。

5.仕事は、クライアントが企業に発注したものであり、担当者個人ではなく、受注した企業に職務遂行という契約上の責任がある。担当者が休んだり辞めたり死んだりしても、受注した企業は契約にしたがって仕事をこなす責任がある。

6.仕事が多すぎて手に負えなくなった場合は、上司に相談する。企業は、契約を履行するために必要な措置をとる。もちろん、自らの査定に影響があるかもしれないが、それは仕事を引き受けた時点の判断ミスだったので甘んじて受ける。

7.不確実な仕事はクライアントにも同僚にも上司にも迷惑をかけるので、職務で不明な点や不慣れな点があれば、知っていそうな人に尋ねる。(調べて分かる状況にあれば調べても良いが、調べた結果は念のため確認すべき)先輩や上司にウザイと思われようが、職務遂行のためには必要な事である。

8.仕事がいっぱいなのに、さらに仕事を追加で頼まれて、とてもできそうにないと思ったときは、頼んできた人に「これだけの作業を抱えている」と伝え、断れるものは断る。新たな仕事を断れない場合は、上司に他の仕事を遅らせる許可をもらうか、他の人にやってもらう等調整してもらう。

9.自分だけで完結できる仕事はなるべく後回しにする。他の同僚や他の部署と連携して取り組む必要がある仕事をなるべく優先する。同様に、人に依頼する必要がある事は最優先にする。

10.職場の同僚との関係は、家族との関係や友達との関係と違い、本当に仲良くなる必要はない。ただし、あいさつをしたり、雑談をしたり、年に2回の全体の飲み会に参加したりする事により、”あたかも仲良い風”をよそおう必要がある。その事で業務に支障が出るほどの決定的な仲の悪さを予防する事が出来る。