故宮博物院と電脳街

3日間雨なのを覚悟していたが、見事に3日間晴れていてこの日も晴れていた。
運が良かった。

朝6時半ごろ起床。7時から地下のレストランで食事をとる。多くのホテルがそうであるようにバイキング形式。
豚肉のロースと鳥のひき肉、ご飯を食べた。まぁうまい。ただ、何となく得体のしれないものを食べている気持ちの悪さがある。失礼だが。

7時半には外出。西門駅を目指す。ホテルすぐ近くのセブンイレブンに入る。とりあえず、ハイネケンのビール500ml4本が232元なのを目ざとく発見。安い!

何となくうろうろしているうちに、商店街というには大きすぎるちょうど池袋のサンシャイン60通りぐらいの規模の通りを発見。あれをもう少し長くカーブを描いて延びていく感じ。
道に沿って進んでいくうちに日本にはない規模の大きな通りに出る。そこの交差点にちょうど駅があった。
時間にして15分ほど歩いただろうか。

MRTの切符を買わなければいけない。1000元札×2、100元×10しか持っていなかったので両替しなければと考えていたが、北京での経験もあり、信頼の出来るところは空港か博物館ぐらいしかないと考えていた。本土とは異なり、ここらへんはしっかりしており誰もボッタくろうという人はいなかった。それが1日を通しての感想である。やはり同じ漢民族とはいえ文化が異なる。

券売機わきの両替機で1000元をくずした。崩しかたもパターンを決められ、たとえば500元札を崩す場合、100元5枚。あるいは100元×3枚、50元2枚とか設定可能である。両替機、なかなか日本では見かけないので便利である。

切符はプラスチック製のコイン型のもの。色はブルーでまるで昔ドンジャラで使ったプラスチック製のコインのようだ。
これを改札に投入するのではなく、ICカードと同様にかざすのだ。出るときはコインを扱うように回収するということになる。

故宮に行くには時間が早い。龍山寺という寺に行くことにする。隣の駅である。20元。歩くのは道に迷う可能性があるためやらない。