霊とか超能力とかの類は信じていません

しかし、今回金縛りという経験をしてしまった。
その記録を残そうと思う。


親の部屋で、仮眠を取っていた。なぜなら自分の部屋はロフトベッドにして寝辛いから。
すると誰かがふとんをかけてくれた。
それも2回。てっきり父がかけてくれたものだと思った。
何故なら、段ボールの梱包に使ったひもを接着して、切れなくなったと自慢しにたからである。このひもを持たせ、上半身を持ち上げさせた。この点、父に確認したので確か。


するといつまで立っていても出ていかない。
しまいには足元をうろうろと。人の体をまたぐ。何故ならふとんが凹むのがわかるから。(感じますよね?)
足元を見ることが出来ない。怖くて?そうではなく、目を閉じているから。
体が動かない。しかし、枕元にあるCDコンポは見えて16曲目だということがわかる。


声を出そうにも寝がえりを打とうにもうてない。
仰向けに寝ていたのだが、胸に加圧をかけてくる。それも2回。
明らかに嫌がらせというか、イタズラに近い。


これが金縛りか!声を出す前から興奮した父が母としゃべりまくり何か騒いでも聞こえそうにない。
そして声を出そうにも出ない。脳が起きているのに、体が寝ているというあの状態である。
そこでわたしは唱えた。「南無大師偏照金剛」と。
するとぱっと動くようになったというわけではないが、「助けて!」と。


お得意の「フォーーー!助けて!イェーイ」とかハードゲイみたいな奇声を上げたわけ。
すると下で何か叫んでいるぞと。うるさいなぁとか家族に相手にされない。
しかしこちらも真剣だ。「助けろー、来て来て〜」というと悦、登場。「なんだよ、うるさいな!」
「金縛りだ、金縛りにあったよ」


霊に興味の強い母のことだ。すぐ信用され、アロマテラピーを焚いてその部屋を脱出した。


いや、30年生きてきて初めて経験したよ〜。
金縛りは脳が引き起こす生理現象とのことだが、幻覚というにはあまりにも強い現実感があった。怖い怖い