不登校になった理由を考える
まず、自分が何故不登校になったのかを考えましょう。
「いじめられている」とか「嫌な生徒がいる」というように理由が明確であれば、学校や親に相談してみましょう。それでも解決される気配が無ければ、学校には行かなくていいです。
解決した場合は、普通に学校に行って下さい。
次にあるケースとして「理由は分からないが、学校には行きたくない」。
意外と、このケースはかなり多いです。ちなみに知恵ノート書いてる俺はコレでした。
学校には行きたくないが、何か特別な理由があるわけでもない。
これは「言葉として理解はできていないが、本能的に体が拒否している」のです。
このケースの場合は絶対に学校は休んで下さい。学校に行くのは危険です。
ちなみに、俺はこの症状が出たにも関わらず、無理して学校に行って腹痛が襲ってきたり全身に湿疹が出てきたりして大変でした。
いろいろな病院に行きましたが治る気配は無く、もう3年間学校に行かない事を決断し、親に理解してもらった瞬間に全て治まりました。
別に中学校を3年間休んだところで、将来が真っ暗になることはありません。
よく「中学校に行かないと、待っているのは通信制とか定時制とか、もう不良だらけの高校だけだ」みたいな偏見を持ってる人が多いですが、そんな事無いです。
現にノートを書いてる俺が中学校3年間ほとんど行かずに、普通の高校に通えています。
「どうせ頭良かったんだろ?」と思うかもしれませんが、
成績は下から数えたほうが早かったです(笑)
まずは、自分が学校に行ける状態かどうかを確認しましょう。
家で勉強できれば良いんですが、やる気出ないですよね。
そこで俺がオススメするのは、最近増えている「個人別指導塾」です。
学校みたいに先生が黒板やホワイドボードに書いて授業するのではなく、先生と生徒の1対1のシステムを取る塾です。
1対1なので質問し放題ですし、
何よりも塾内で同じ中学校の生徒と会わなくて良いです。
家庭教師より断然安いですし、外出するので気晴らしにもなります。
これは残念ですが、「行ってください」
受験の際に、中学校から受験する高校へ成績表みたいなのが送られます。
そこで、テストの点が書いていなかったら実力が分かりませんね。
分からないというか、受験しなかったら「0点」と成績表に書かれると思います。
さすがにこれはマズイので、テストの日は頑張って行くしかないです。
でも、行きたくないですよね。
俺が使った手段としては「テストに行けたらお小遣いちょうだい」と親に頼み込んで、学校に行きました。こういう風に「自分へのご褒美」を与えると、行きやすくなりました。
また、保健室でテスト受けれたりするんで、担任の先生に聞いてみましょう。
俺のオススメは私立高校です。
というか不登校の時点で公立高校は絶望的です。
高校の偏差値は40が最低ラインですね。
それよりも下だと不良ばかりの可能性も否めないです。
金銭的に余裕が無い場合は「優秀者制度」を取り入れてる高校が多いです。
入学する時に頭が良かったら「入学料が無料になる」とかあるので、わざと高校のランクを1段階下げて、そちらを狙ってみましょう。
あと、もう1つ。
学校によってカラーが違います。
ホームページとかにアクセスしてみれば大体分かると思いますが「運動に力入れてます!」という高校や「勉強に力入れています!」という高校や「豊かな人間性を持たせ、個性を生かします!」という高校。大体この3つが多いですね。
どれがオススメかというと、
「勉強に力入れています!」というアピールをしている高校です。
まず、運動に力入れてる学校は、不登校児に合わない事が多い。
それで、偏差値が低い高校によく見られる
「人間性とか個性を伸ばす」というアピールをしている高校なんですが。
勉強も運動もダメなので、一番ごまかせるアピールをしてるだけです(笑)
絶対に大した高校じゃないので、行かないほうがいいです。
逆に言えば偏差値が低くても「勉強に力入れてます!」という高校は大丈夫。
また、私立を専願で受験すれば、まず落ちないのでご安心を。