校内暴力

◇地裁行橋支部判決、学校の責任は否定

 福岡県みやこ町の町立中学校に通っていた男子生徒(16)が校内で上級生から暴行を受け右目を失明したとして、生徒と家族が上級生や町に約6200万円の損害賠償を求めた訴訟で福岡地裁行橋支部(宮崎朋紀裁判官)は2日、上級生側に約5200万円の支払いを命じた。学校の責任は否定し、町への訴えは棄却した。

 判決によると、2012年3月、当時2年だった生徒は、学校の廊下で3年男子から顔に数回、膝蹴りをされて右目を失明した。上級生側は「顔には暴行していない」と主張したが、宮崎裁判官は目撃した生徒の証言などから「顔への膝蹴りが裏付けられた」とし、失明との因果関係も認定した。

 判決は教師の注意義務違反はないとしたが、被害生徒の母(42)は「学校で起きたことに責任がないというのは納得できない」と話した。【山本紀子】

うー、嫌だ嫌だ。でもだいたいの地元の学校ってこんな感じなんだよね。
誰も通報する人はいないし、注意する人もいない。先生も関わらないようにしている。
なので、被害者は本当に追い詰められてしまう。まさに街の死角だ。
街の中で起こる犯罪のほとんどは学校の中で行われている。