イラつかされる毎日だ

発達障害の基本的な真実】

 発達障害は、完全に多数派に合わせきることは出来ない。基本的には自分が納得するように生きるよりなく、多数派に合わせれば合わせるほど、自分自身にストレスを抱える。その結果かえってイライラして攻撃的になったり、抑うつになったり、強迫症状や視線恐怖、時には解離などの病的な症状で結果としてさらに不適応となったり、周囲にトラブルを引き起こすことになる。


 従って、総合的に考えると、発達障害は「多数派に合わせることを考えないで自分が納得することを最優先にする」ことが一番周囲に与えるマイナスが少ない。多数派に合わせるために払った犠牲のためのツケのほうが、合わせられた効果に比べてはるかに大きいということは、ほとんどの場合厳然たる事実である。