今更、信長ですか

「人城を頼らば、人城を捨てん」

人間が城を頼りにすると、かえって城が人間を捨てるようになる。ちょっと意味が伝わりづらいが、城など頼るな、つまり自分の力でなんとかしろって意味だ。信長の家臣たちは意外と弱気な武将が目立っていたのかもしれない。



「器用というのは、他人の思惑の逆をする者だ」

そのままの意味で、裏をかくことが器用ということだ駆け引きや戦略で天下を取った信長の頭のキレはなかなかのものである。現代で戦国シミュレーションが人気を博しているのは、こういった戦略を企てるところにおもしろみがあるからである。



「攻撃を一点に集約せよ、無駄な事はするな」


余計なことは考えず、目標に向き合いそれのみに集中しろということ。特に劣勢の場合はあれこれと「たし算」で切り抜けようと考えがちだが、「ひき算」でシンプルな勝負に持ち込むことで勝機を得られる。