精神科医シロクマ

 ・あらゆるものは常に変化し続けている。すべてのものは、時の流れとともに変化していく。生じたものは、いつかは滅する。
 ・原因と結果は一対一の関係で生じない。複数要因が集まってひとつの結果が起こり、その結果もまた次の結果の一要因となっていく
 ・娑婆世界に対する人間自身の観察は、つねに自分自身の心身や執着によってバイアスがかかっている。
 ・そのバイアス込みで人間は世界を感じ、対象を捉えるから、観測者たる自分自身が重要な問題になる
 ・こうした考え方に即して生きる方法として、仏教は発展してきた