アメリカの日本弱体化政策

今般の皇室典範への関わり方を見ても小泉首相は保守やナショナリズムではなく米国の意向によって行動しているのではないでしょうか。

90年代初頭、ソ連崩壊後敵を失ったアメリカに次の敵は日本とする論調が盛んであったことを私は決して忘れません。
米国の世界戦略には日本の弱体化の選択肢も組み込まれているとみています。

保守派からみて小泉首相靖国に参拝しつつ皇室典範を改悪し、北Korea拉致被害者とその北Korea在住の家族を奪還する端緒を築いた一方、遮二無二北Koreaとの友好を推進しようとする矛盾する存在にみえますが、対米従属と反田中・田中的存在の根絶やしの補助線を引くことで小泉首相の動きは整合性がとれた
ものとして把握することができます。

小渕さんの急死や森さんの失脚が日本外交の独自性を損ない米国従属の道を開いたのですが、これが米国又は米国従属派によって仕組まれたモノであるとの疑惑を、私は捨てることができずにおります。
旧東側の衛星国や覇権国家周辺の従属国の政治家にとって不慮の事故死や事件は織り込み済みでなければならないことはソ連の歴史や米国の歴史からまなぶべきものであると考えます。

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