ぶっちゃけOSごときに金をかけたくないね

昨日、恒例の深夜雑談会において、父親から質問を受けた。鴻巣弁ねちょみみ
マイクロソフトのサポートがなくなってWindows Update 出来なくなっても、ウイルス対策ソフトだけ入れておけば対処できるんじゃないの?』
『いや、OSのセキュリティホールを埋めているわけだから、ウイルスとはまた別でしょう』と僕。
『だけど、そのセキュリティホールを狙って、ウイルスが中に進入してくるんだろう?だったらウイルスバスターなどの対策ソフトが入っていれば問題ないんじゃないの?』と父。
『・・・・・・。』
仮にもIT企業に4年近く勤めていたにも関わらず、あらためて問いただされると『アレッ?どうなんだろう?』って考えちまった。まぁ最近はPC関係にあまり時間を割くことが出来ないのだが、ちょっと調べてみた限りではやはりWindows Updateだけでは不完全らしく、全部が全部、ウイルス対策ソフトに頼ることは危険なようである。セキュリティホールから入ってくるのはウイルスだけじゃなく、そこから直接相手のマシンを攻撃したきたりする事例もあるので。「ただ、自分の場合、別にPCの中に入っている情報に特に盗み取られて困るようなものなんてないぜ?!」
そういったことを考えると別にパッチが適用されなくなろうが、OSなんかに金をかけたくない、マイクロソフトはぼったくりすぎと思う人はそのまま使いとおす人というのはけっこういるのではないか?ましてや今やほとんどの人がXPだろうし。それを企業の都合でまた金を払ってくださいというのは虫が良すぎる話ではないかとさえ思う。ヤフオクでXPのProfessionalが3400円で売られていたがこういうのはどうなんだろう?きちんとWindows Update 出来るんだろうか?

ウィキペディアより引用】

セキュリティーホールは、多くはコンピュータソフトウェアの欠陥(バグ、不具合)のひとつで、本来操作できないはずの操作 (権限のないユーザが権限を超えた操作を実行できる等) ができてしまったり、見えるべきでない情報が第三者に見えてしまうような不具合をいう。これに類する用語として脆弱性(ぜいじゃくせい) という表現がある。

このような欠陥は古くから存在したが、特に問題視されるようになったのはインターネットの発展に伴い、ネットワーク越しにセキュリティホールが容易に攻撃されうる状態になっているからである。

原因としては、プログラムのコーディングミスや、システムの設定ミス、システム設計上の考慮不足によって生ずる。

バグを完全に無くすことは難しいこと。それは仮にもこの業界に携わってきた人間ならわかる話ではある。ただ、高い金出して買ったシステムがバグだらけでそれに対するサポートは数年しかやりません。あとは新しいOSをまた買ってくださいっていうのはどうよ?うちの会社じゃありえんぜ?ましてやユーザは官公庁だったりするわけで。こんなことしていたら信用問題になるわけでして。まさにウインドウズによる寡占状態だからこそ、向こうもこんな強気なわけだ。



本当はリナックスなんか試したいんだけど時間のない今は、そんなことやっている時間はない。
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