私はついこの前まで教育現場で働いていましたが、体も心もボロボロになり、休職中です。テレビでマスコミにいじめ問題が起き句tりあげられています。

確かにいじめは犯罪です。そのことはしっかり子どもの心に刻み込んで行かなくてはならないと思います。
でもいじめる側も自分を大事にできていないのです。「いじめた側に制裁を」とマスコミは現場を知らないから言っているのだと思いますが、いじめる側も相当自分には責任のない重荷を背負わされ例ル場合が多いのです。だから、その怒りを自分より弱いも似に向けてストレスを発散してしまう。。。でもそのことは公にはできない・・・

現場も悩んでます。みんな必死です(私の知る限り)自分の身を削り、それでも足らなくて家族を犠牲にし、目の前の子どもたちと向きあっている先生がたくさんいるのです。

教師に休憩時間なんてありません。書類上の休憩です。給食時間が休憩時間なのですが、給食を食べながらもまわりに目を配り、食べ方の指導をしつつ、自分はできるだけ早く食べ時間を生み出し、宿題を見たり、事業時間だけでは理解させるには至らなかった子どもたちの指導をしているのです。これが休憩ですか?
勤務時間だって、みんな時間よりどれだけ早く来て、勤務終了後もどれだけ残って仕事をしていると思いますか?
目の前に子どもがいるときはとうてい事務作業なんてできません。
できるだけ子どもとふれあっていたいのです。だから、結局放課後残って仕事をし、それでも終わらなくて家にまで持ち帰らなくてはおわらないのが現状です。それなのに「個人情報保護法案」に抵触するから持ち帰るなと言われ、でも時間内にはとうてい終わらないから、みんなびくびくしながら持ち帰って自分の身を削って、それでも足りないから自分の家族まで犠牲にして何とか仕事をこなしているのが現状です。
みんな私のように病気になる一歩手前で踏ん張って、目の前で生きている子どもたちをどうにかしたいと取り組んでいるのです。

話は変わりますが、自殺する人の気持ちもわかります。
入院治療中、三度も自殺未遂をしました。
私には子どももいます。でもつらくてつらくて、
まわりのひとのことなんかより、自分が消えてしまいたい。
無意識の中でカッターを手首に当てていました。
自分が死んだら、どんなに子どもたちに大きな傷を残してしまうか
わかっているのに、もう一人の自分が苦しさから逃げようとするのです。
いじめを受けている子どもは、苦しくてたまりません。
そんな中で自殺の報道を見つけると、
「あー、自分も逃げていいんだ、楽になっていいんだ」
って感じ、自殺にはしてしまうのではないかと思っています。

とにかく現場は過酷です。何でも教師のセイにしないでください。
教師ももう、みな倒れる一歩手前です。
自分がイヤなことはひとにしてはならない。
そんなことは親が幼児期にきちんとしつけておくべきことなのです。私はそう思います。
でもそれさえも学校の責任に押しつけられる・・・。

私は今、教育に対して夢を失っています。
教育って「夢」でしょう?数年後、成長した子度たちの姿を思いうかべながら、ほとんどの教師が歯を食いしばって子どもと向きあっているのです。
だから、腹が立つのでテレビは一切見ていません。

すいません、一歩的な意見ばかり述べて。

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