他人の目が気になって話せない

対人恐怖症になる時期は、思春期からが多いようです。小さいときから内気な性格だった人がなりやすいのですが、ときにはそれまで明るく積極的だったという人もなります。多くの人は思春期を境に、自分という存在を意識するようになります。小さいときは、あまり人の目が気になりません。それが思春期を境に、自分は相手からどう思われているか、相手は自分を嫌っているのではないか、相手によく思われたい、などの気持ちが強くなるのです。それらがプレッシャーになって、話すのが苦になるのです。欧米人に対人恐怖症が少ないのは、個人主義が浸透し、個性を尊重する社会風土があるため、他人の目を気にせずにすむようです。


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