年金記録問題の首相発言、国民をぼうとく…民主・小沢代表>>

民主党の小沢代表は16日、山梨県昭和町で講演し、該当者不明の年金記録問題について、「福田首相が公約違反でないかと聞かれて、『そんなこと言ったっけかな』と言った。本当にばかげた無責任な政治がまかり通っている。日本で一番偉い人が公約なんかどうでもいいという考え方で政治をやっていたら、これほど国民を冒涜(ぼうとく)した態度はない」と述べ、福田首相の対応を批判した。

 小沢氏は新テロ対策特別措置法案に関し、「今になってまた(国会を)延長する。皆さんの生活のためにやらないといけないことなら別だが、中身は、米国の軍艦に油をくれてやる話だ」と指摘した。

 米国との関係については「今の自民党の政府の下での日米関係は、同盟関係なんていえる代物でない。軍事力を対等に持てということではなく、人間として、パートナーとして対等な関係にならないといけない」と強調した。

最終更新:12月16日19時42分