檜坂白人居住地


赤坂にある白人居住地。今の大学が嫌で、だけど再受験が許されず、今までのイジメ問題、少年犯罪と言った問題を抱えノイローゼ状態になって港区などの都心地をさまよっていた時だ。


門の前を通ると、突然、白人の10歳の子供から「一緒にパーティに参加しませんか?」と声をかけられたのがこの場所である。まだミッドタウン東京なる建物がなく、そこが防衛庁の敷地だった時のことである。
当時は大使館かそれに類する建物なのだろうと思っていたが、長年そこには行ってなかった。


で、今日ふと思い立って前を通ったわけだが、”Hinokizaka Compound”と書いてある。
『Compound』の意味が分からなかった。
家に帰って調べてみると、『(インドや中国などアジア諸国における)白人居住地』という意味だった。


知らなかった。
日本は独立国だとばかり思っていて、関岡英之氏の著書を色々と読み、目を開かされた人間だったので、実際にこのような建物を見てドン引きした。