パリ街歩き


まずオランジェリー美術館でミュージアムPASS2日分を購入。
ここはモネの睡蓮が有名らしいが、自分はなんとも思わなかった。建物は新しくなったばかりできれいだったが。相対的に日本人が異様に多い。ギフトショップも覗いてみたが特にめぼしいものはないので早々に後にする。ここは20分もいない。

次に対岸のオルセー美術館。「ミレーの落穂拾い」とルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」がお目当て。落穂拾いはドラえもんに出てきたし、ルノワールロッド・スチュワートの77年のアルバム”ナイトオンザタウン”のジャケットに使われているからなおさら本物を見たい!
入ったらすぐにガイドを5ユーロで借り、入ってすぐ左手にある喫茶店ハイネケンとパンを食べる。よっぱらいながら館内を見物する。
しかし、昼間からハイネケンを飲むということのなんという気持ちよさよ。
酔っ払いながら元駅舎だという館内を見上げる。木漏れ日が気持ちよい。

適度なところで切り上げ、館内を見る。順番に館内を見て周る。
隅から隅まで見てまわったがやはりルノワールムーラン・ド・ラ・ギャレットが一番良かった。素直に名画だと感動した。ミレーの落穂拾いだが、結局最後まではどこにも見当たらなかった。女性の陰部が詳細に描かれた洋画もあり驚く。

昼食は2Fにあるヴェルサイユ宮殿のようなレストランで食事を、飲み物はハイネケン
窓際のよい席だったが、ひとりのパンクっぽいウェイトレスがこちらの存在に気づいているにもかかわらずなかなか注文を聞きにきてくれない。あきらかに非白人だからの扱いである。今回の旅で白人による人種差別っぽい扱いを受けたのはこのオルセーだけである。
現場の責任者のようなひげを生やした沈着冷静な立派な男性がメニューを聞きにここに来た。注文した食事ラザニア(紫色のライスが入ったグラタンみたいな食事)が出るまではハイネケンとパンを食べる。さっきのむかつく女がビンを持ってきて栓を抜いたものを飲む。まぁ悪くは無い。

オルセーの後、セーヌ川沿いに歩く。
シテ島で行き、ノートルダム大聖堂まで。しかし混んでる。おまけにこのパス使えるかと聞いたところ、イッツフリー!とか叫んでいるため、今日は無料の日なのかもったいないと思い、入るのを止めてしまった。
地下鉄に乗ってエッフェル塔まで行く。
しかしここも凄い人。すでに夕方であったため、ここも諦める。
うー欲求不満。というわけで凱旋門に行く。
ここはパスを使えるので提示してそのまま上がろうとすると、係員に裏の日付を確認される。怪談を上がるのが大変であったが、田園調布のように凱旋門を中心にしてしゃほうじょうにのびていく道路を見るのは気分がよい。

下に下りてくると、フランス軍のセレモニーがやっていた。動画で撮影済みである。

シャンゼリゼ通りを歩き、ルーブル美術館まで歩く。

22時までルーブル美術館がやっている。

夕食は、ルーブル美術館内のレストランで。
入ってすぐに左手の席に着くとそこのブロックはもう使わないのでこっちの席についてくれと案内されたのが出入り口近くの席。
例によってなかなか店員が来ない。そこで片づけをしていためがねをかけたどことなく真面目そうな35歳ぐらいの店員と一瞬目が合ったのでそのチャンスをボクが見逃すはずは無く、指で四角を作ってメニュー!と意思表示をする。
さすがにここまでジェスチャーをされては店員も無視できない。わかりましたと言い、先客の皿を片付けておくに引っ込んでいった。
日本人はけっこう多い。非白人は日本人だけだ。はじめに来ていたビジネスマンらしき中年男性。あとから来た同い年ぐらいの
サンペレグリノが4.95ユーロ。異様にのどが渇いていたのでワインやビールではなく水を注文。鶏肉とパンを食べた。

食べ終わりさっきのめがねの好青年にチップをやる。
センキュームッシュー!バーイとか言われた。