基礎マスター民法だけ取ってみるか

伊藤塾 のエースです。

塾生の支持が非常に高く、人気のある先生です。



【インプット】


インプット講義(入門講座)の領域では、受験界でNo.1の講師だと思います。

個人的には、全体的な講義の質は塾長 よりも高いと思っています。


特に、伊藤塾の目玉講座である基礎マスター講義 (他校でいう入門講座)や商訴集中講義 は、全ての入門者に自信をもっておすすめできます。


テキストを読み進めながら、細かくマーク箇所を指定していく講義スタイルが特徴です。

この講義における「マーク指定」は、その場の適当な思い付きでなされているものではなく、(想像するに)かなり入念な事前準備の中で、考えに考えられた末に決められたものだと思います。


このように、マーク箇所や書き込みの指示が極めて的確なので、一通り講義を受講し終えた暁には、試験対策という観点から完全武装されたテキストが手元に残ることになります。

この点が、呉先生のインプット講義の最大の特徴であり、(他の講師と比して)優れた点です。


「あの先生は分かりやすいよ」とか、「こっちの先生もいいよ」という声が受験界には多くありますし、どれも程度問題としては間違っていない意見だと私も思うのですが、他の講師のインプット講義では、テキストのどこにマーカーを引くべきなのか、、どこにどんな内容を書き込むべきなのかということは、ほとんど完全に受講生の責任に委ねられています。

こういった(呉先生以外の全ての)入門講座では、テキスト加工という「講義の成果」を上手に残せる受講生と、ヘタな受講生がどうしても分かれてしまう(=「講義の成果」の残し方に受講生間で差がついてしまう)ことになります。


この点、呉先生の基礎マスターでは、上述のマーク箇所の指定や書き込みの指示は、入念な事前準備に裏打ちされた「決まりごと」として、全ての受講生に一律かつ半強制的に課されることになりますから、呉クラスでは、「講義の成果」を上手に残すことは、全ての受講生に平等に保証されています。


具体的にいうと、(講義をさぼりさえしなければ)「完全武装されたテキストが手元に残る」という点が、講義の開始時点で全受講生に約束されているのです。