母親殺害の男子生徒「学校での悩み」告白

福島県会津若松市で母親の頭部を持って自首した県立高校3年の男子生徒(17)が殺人容疑で逮捕された事件で、男子生徒が4月中旬、親しい友人(16)に「同級生から嫌がらせされていて、学校に行きたくない」と悩みを打ち明けていたことが16日、分かった。

 生徒が通う高校によると、生徒は昨年9月ごろから休みがちで、今年4月16日以降は登校していなかった。学校側は「いじめはなかった」としている。

 会津若松署は16日午後、殺人と死体損壊容疑で生徒を福島地検会津若松支部に送検。同署と地検は、異様な犯行形態などから生徒の精神鑑定を実施する方針を固めた。

 生徒とは別の高校に通学している友人によると、昨年夏に知り合い、遊ぶようになった。今年4月上旬に会った際は、生徒は笑顔も見られ、以前と変わらない様子だった。しかし、同月中旬ごろ、犯行現場になったアパートに友人を呼び出した時は、学校で嫌がらせを受けていると話し「親には相談できない」と漏らしたという。

 最後に友人が生徒と会ったのは、犯行2日前の今月13日。アパートで共通の趣味であるテレビゲームをした。以前は負けても落ち着いていたが、この日はコントローラーを投げ付けるなどいら立った様子だったという。部屋には刃渡り20センチ近いナイフがあった。

 友人は事件に関し「そんなことをするように見えなかった」と話した。

 福島県教育庁は嫌がらせについて「そのような事実は把握していない。今後、生徒の人間関係も調査する」としている。

[2007年5月16日22時36分]

やはり背後にあったこの問題。学校はイジメ・嫌がらせの温床だ!
無駄に集団生活させすぎなんだよね。みんなでワイワイ騒いでいるようなヤツらばかりじゃないって。
学校や教育委員会は必ず否定するところまで、毎度毎度の同じパターンだ。